Top Player Interview ~DJ UNA-10~
―はじめまして、CosmicRaise.netのgirlsaidです。今日はUNA-10さんにいろいろ聞かせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
UNA-10: 初めまして!こちらこそよろしくお願いします!
期待の若手プレーヤーDJ UNA-10独占インタビュー!
―実はお恥ずかしながら、UNA-10さんの名前を知ったのが本当に最近で、まだ若い新世代のプレーヤーで発狂がものすごく強いって紹介されたんですが。 UNA-10: そうですね。そういう認識を持たれている方が多いんじゃないかと思います。自分でも発狂は得意だとは思っているんですが、皿絡みが一番得意なんではないかと思っています。
―なるほど、ありがとうございます。ちなみに特に得意な譜面とか、得意ではないけれど好きな譜面とかってありますか?
UNA-10: 得意な譜面はDIAVOLOで好きな譜面はRed. by Full Metal Jacketですね。Red.はやっていて物凄く楽しいんです。苦手ですが(笑)
―ではどちらかと言うと皿曲は苦手なタイプなんですか?
UNA-10: そうですね。 最近はかなり練習してるんですが、灼熱とSnake Stickは全然出来ないです
―あの2曲は特にキツいですよね。でもDIAVOLOが得意ってプレーヤーはかなり少ないと思うんですが、なにかコツとかがあるんでしょうか?
UNA-10: DIAVOLOの秘訣はとにかく目押しを徹底することです。やっぱりあの密度だとどうしてもグチャッと押してしまうと思うんですけど、そうじゃなくて、ひとつひとつのノーツを見てやることが最も大事になってくると思います。あとは正規だと階段の折り返しになっているところを意識するとスコアはグッと伸びると思います。
―苦手な人も多いと聞きますし、かなりの武器曲ですよね。大会でAAAを出した話も聞きました。
UNA-10: 実は鳥を出したことは3回しかないんです。前作初めてAAAを出したときと、大会で1回、今作で1回なんですよ(笑)これで武器曲といえるのかなぁ……と(笑)
―えっ、そうなんですか!?本番にお強いんですね……!大会の大舞台でAAAは本当にすごいですね。
UNA-10: 大会はやる前まではすごく緊張してるんですが、筐体の前に立つと一気に集中できるんです。何でか分からないんですが… 終わった後にまた一気に緊張するって感じです。
―なるほど、スイッチが入る感じなんですね。
プレー歴、キャリアについて
―UNA-10さんはいつからIIDXをプレーされているんですか?
UNA-10: CSを始めたのが8年前で、ACを触ったのが2年前ですね。ずっとCS9thしかなくてそればっかりやってました。収録曲がすごくよくて、CSオリジナルでもBeyond the Earthなんかは特に好きでした。個人的にACに移植してほしい曲1位ですね。
―なるほど、長くプレーを続けるためのUNA-10さん流の上達やモチベーション維持の秘訣とかってなにかありますか?
UNA-10: 上達はやっぱり考えながらプレーするというのが一番ですね。どうしてここは出来なかったのか、叩き方を変えてみたらどうなるのか、と試行錯誤して自分なりの答えを見つけていくのが上達には大事だと思います。モチベーションについては、心の底から楽しんで音ゲーをやる!!ってことだけですね!
―なるほど、試行錯誤と熱中することっていう二つの軸って感じなんですね。
UNA-10: 惰性で何も考えずやるのではやっぱりつまらないと感じてしまいがちですからね。その試行錯誤や頭を使うところが楽しくやれるかどうかっていうのも大事なところですかね。
―お若いということもあって、かなり多くのプレーヤーからも注目されているんじゃないかと思うんですが、逆にUNA-10さんご自身がライバル視したり意識したりしているプレーヤーはいますか?
UNA-10: 一番意識してるプレイヤーというのはやはりDOLCE.さんですね。EMP時代に☆12全曲で全一というのを聞いて、すごいなぁと思った反面、DOLCE.さんにも抜かれないような全一を取ってやろう、という気持ちにもなれました。ライバル視している方は今アクティブしている方々です。特にTANMENさんとF.Aさんには絶対に勝ち越したいと思っています。
―F.AさんもUNA-10さんに打劇でのリベンジをしたいっておっしゃっていましたね。
UNA-10: MADOKA CUPでリベンジしてくると思うのでけっこう焦ってます(笑)勝ちます、と断言したいところですが、勝負はわからないですね。
―さっきのお話だと結構パチっとスイッチが入って集中できるタイプみたいですが、大会前の調整とかってなにか普段と違うことをしたりするんでしょうか?
UNA-10: 投げられるんじゃないかって曲を想定してそれを練習してますね。
―なるほど、やっぱりイメージしての対策になんですね。
UNA-10: はい。全然練習してない曲とか投げられちゃうとテンパっちゃうので。
MADOKA CUPについて
―では今度はちょっと方向を変えて、MADOKA CUPについてお聞きしたいんですが、大会の話を聞いてどんな印象でした?
UNA-10: ここまで大規模なものではなくて、少し大きいくらいの大会かなって思ってたので予想外でした。オンライン予選から始まって決勝大会という流れも第2のKACみたいですごく興奮しました。
―KACを意識していたのでそう言っていただけるとありがたいです。課題曲は結構意表をついた感じですが(笑)
UNA-10: VJ ARMYはすごく驚きましたね。実は今回の大会まで全く知らなかったもので……(笑)でも実際予選が始まってみると3~4点以内の差で詰まるすごくアツい勝負になっていて、それも驚きました。
―MADOKA CUPを見る人に特に注目してほしいところってありますか?ご自身のプレーでも、他の方のプレーでもイチオシの見どころがあればぜひお願いします。
UNA-10: 自分は手首皿なので同じ手首皿の人の参考になればうれしいですね。あとF.AさんのFAXXはまさに圧巻の一言に尽きるのでそこも併せて見てほしいと思います。
―なるほど、大会本番でもがんばってください!
UNA-10: はい、今日はありがとうございました!
―こちらこそ、ありがとうございました!